地産地消の野菜

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平取町といえば「ニシパの恋人」のトマトが有名です。その出荷量は北海道一を誇ります。ニシパの恋人とはびらとりトマトやその加工品をブランド化した名称です。(ニシパとはアイヌ語で長老・紳士・旦那をあらわし、ニシパが健康な体を保つために真っ赤に熟れたトマトを毎日食べて、恋人のように愛してしまったというストーリーからのネーミング)

平取町では、100ヘクタール以上のトマトのハウス栽培を行っています。これは北海道の大玉トマトの4割近くに当たる栽培面積です。でも、ただ沢山作っているだけでなく地域の気候と作りのこだわりをもって、味わいのある美味しいトマトづくりを目指しています。

トマトには、ビタミンCが大変多く含まれています。毎日1個大きなトマトを食べると、摂取量を十分まかなうことができ、そのほか、ビタミンA、ビタミンB、カリウム、カルシウム、鉄などの栄養素が豊富です。

また、トマトの色が赤いのは、カロテノイドという色素の一種で、「リコピン」という成分を多く含んでいるため。リコピンは、体内で細胞を傷つけ生活習慣病の原因ともいわれる「活性酸素」の力を弱め、細胞を守ってくれる働きがあるといわれています。リコピンは、太陽の光をたくさん浴びることで含有量が増加します。真っ赤でおいしそうなトマトは、見た目だけではなく、身体にもやさしいのです。

そんなトマトなので、トマトばかりが注目されがちですが、地産地消の野菜もふんだんにメニューに盛り込まれているのでとてもおいしいと評判です。